×◆〜☆Э.♯й★ξ※Ь#〆△♂

パジャマ

朝方、不審な音で 我々は目を覚ました。
地の底から あるいは壁のあたりから 響いてくる絞り出すような音。
ワタクシも 頭を上げ、キョロキョロと、その発生源を伺っていた。 
静かに近づいて 耳を寄せた 母ちゃんが 吹き出した。


「ギャハハッ!セナのお腹が鳴ってる〜」
あろうことか、ワタクシの 腹の虫が鳴いていたのだ。
確かに 昨夜は くたくたになって外出から戻り
そのまま晩ご飯も食べずに 眠ってしまった。


イビキ、おなら、に続く 騒音第三弾。
ワタクシの体が奏でる
新しいアコースティック・サウンドを 発見した朝だった。